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便秘はどうして起こるのか

便秘には大腸の病気から起こってしまう場合と環境や食生活やストレスなどから起こってしまう場合があります。

大腸ガンなどではポリープというのができて、便が通りにくくなって「便秘」がおこります。

大腸の炎症が何回も起こって、炎症しては治って、またそれを繰り返すことによって狭くなったものもあります。

また、大腸の手術をして、その場所が狭くなってしまった場合もあります。

生活習慣や環境やストレスの場合の便秘は「弛緩性」と「けいれん性」に分けられます。

弛緩性便秘

腸管の緊張が低下して蠕動運動(勝手に腸が動いてくれる運動:自律神経が関係)がすごく弱くなってうんちがでなくなった状態です。

女性に多く、あんまり運動していない人に多いです。

比較的痩せていて筋肉が少ない人に多いです。

ダイエットしてあんまり食べなかったりすることが原因となる場合もあります。

食生活も不規則、好き嫌いがあって、運動をしない、生活習慣も不規則な場合に多いです。

弛緩性便秘を解消するためには筋肉運動です!

胃や腸のリズムを作ることです。

生活習慣を見直してください

腹筋運動などのような体幹トレーニング、自転車こぎ運動のような大腰筋を鍛える運動がおすすめです。

それと水分をこまめにとってください。

けいれん性便秘

逆に腸管が緊張している場合です。

ところどころ輪ゴムで止められているような感じの腸になっています。

おならや便がその間にたまりやすかったりするのです。

肉食から草食に変える意識をしてください。

けいれん性便秘は最初下痢を起こしてから薬をずっと飲んでいる人も多く、その薬の影響でおこる場合があります。

漢方薬は副作用も少なくて安全だと勘違いして、ずっと飲んでいる方がいらっしゃいます。

それが原因で腸の粘膜を傷つけてしまうことがあるのです。

薬で蠕動運動をさせるというのは非常に不自然です。

自然と反することをすると病気になってしまいます。

注意してくださいね。

過敏性腸症候群

下痢と便秘を繰り返す場合で腹痛があったり、おならが溜まってお腹が張った状態になります。

ストレスなどで自律神経が乱れておこる場合が多いです。

まずは

薬に頼りすぎず

生活習慣を再度見直してください。

トイレに座ったらお腹を時計回りになでるのもいいですよ

それと和式はいいのですが

最近はほとんど洋式になっております。

股関節の角度が重要で

うんちをする時はすこし角度が急な方がいいんです。

できれば足置きをおいて、踏ん張るようにすると

​うんちが出やすくなりますよ。

生活習慣

理想的な過ごし方

朝食の30分~1時間前にコップ1杯の水を飲む

ゆっくり朝食をよく噛んでとる

トイレタイムを規則正しい時間に設定する

適度な運動を心がける

1日2~4キロくらい歩くのがよい

イライラしたら深呼吸をする

油や脂肪はほとんどとらない

​食事は寝る前の4~5時間前が理想

よくない生活習慣

食べる時間がない

ストレスいっぱいで忙しすぎる

大量の動物性食品とアルコール

​病気になってしまいます

​自律神経について

交感神経

心臓や肺を活発にする動く神経

興奮、緊張状態で優位になる

ストレスをうけると緊張する

顆粒球が上昇(54~60%)になる

主に細菌などの大きな異物を食べて分解する

副交感神経

呼吸、消化、循環に関係する休む神経

胃腸が活発に働く

リラックスしている時に優位になる

リンパ球が上昇(35~41%)になる

ウイルスやタンパク質(花粉など)の小さい異物や癌細胞を排除する

​このバランスが大切です

腸内細菌について

善玉菌

乳酸菌、ビフィズス菌など

消化吸収を助ける

免疫力を高める

ビタミンを合成する

健康維持

悪玉菌

ウェルシュ菌など

腸内腐敗

発癌性物質産生

悪臭ガスを発生

病気の引き金

老化

便秘

肌荒れ

動脈硬化

細菌が好む条件

①あたたかい(36.5~37度)

②栄養が豊富

③水分がある

​腸内は細菌にとって都合の良いパラダイスです

乳酸菌について

乳酸菌の役割ってすごいんですよ

①腸内細菌フローラを安定してくれます

②消化・吸収の手助けをしてくれます

③有害物質・病原菌を抑えてくれます

④ビタミンの合成をしてくれます

 副腎皮質ホルモンや女性ホルモンの合成のお手伝いもしてくれます

⑤免疫機能を高めてくれます

 マクロファージやNK細胞などの免疫システムに関係する白血球を活性化

⑥インターフェロンを高めてくれます

​ ウイルスの侵入を細胞に知らせて正義の見方のインタフェロンを作ります

乳酸菌が少ないと

①消化吸収がダウン(アレルギー、肥満、老化)

②腸内腐敗(肌荒れ、アレルギー、肝機能障害、糖尿病、ガン、脳梗塞、老化)

③免疫力低下(アレルギー、リウマチ、風邪、ガン、老化)

④ビタミン不足(肌荒れ、アレルギー、風邪、老化)

⑤ホルモンバランスの崩れ(肌荒れ、リウマチ、乳がん、老化)

⑥病原菌に感染しやすい(風邪、食中毒、老化)

⑦腸の蠕動運動が鈍くなる(便秘、老化)

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